昨日新卒採用で、学生の女の子と面談する機会がありました。
その際、これから社会人になって仕事をするにあたって、自分はロジカルシンキングが苦手なので、とても不安だと話してくれました。
新卒は営業に配属される会社も多く、ロジカルシンキングが出来ないと辛いのでは…とのことでした。
どうやら、就職活動中に色々な会社でワークに取り組み、ロジカルシンキングの大切さを伝えられたそうです。
私は、入社してからしばらく営業マンをしていました。
自分で言うのもなんですが、営業は得意な方です。
全社売上1位を独占していたのは、過去の栄光です。完全に。
本当にロジカルシンキングが1番大切なのでしょうか。
私が社会人にとって大切だと思うことを今日は書いてみようと思います。
ロジカルシンキングとは?社会人にとって1番必要?
私は回りくどいのが嫌いなので、早速本題からいきます。
たしかに、ロジカルシンキングは、無いよりはあった方がいいに決まっています。
ただし、そんなことよりも、
●お客様が何に困っていて、
●それはどうして困っているのか、
●どうしていきたいと思っているのか、
●何に不安があるのか、
など、とにかくお客様の想いにどれだけ寄り添い、理解できるのかの方が、よっぽど大切だと思うのです。
なぜなら、そこを履き違えてしまっていたら、いくらロジカルに組み立てたいい提案であっても、お客様にとっては何も価値の感じない提案になってしまうからです。
ロジカルシンキングが必要なときとは
では、お客様に完璧に寄り添えたとします。
でも、どうやって話の展開をもっていき、お客様と一緒にプロジェクトを進めていくか、
ここの部分はたしかにロジカルシンキングが必要なものだと思います。
でも、何も心配することはないとも思っています。
そこで一つ大切な能力が、人に頼る能力だと思います。
これもこれで苦手な人がいます。
ロジカルシンキングが苦手だと思うのであれば、得意な人、会社であれば成績優秀な先輩にトコトン付き合ってもらったらいいのです。
それが出来ることが、会社に入り仕事をするメリットでもあると私は思います。
それを繰り返していくうちに、ロジカルシンキングは出来るようになってくるのだと思います。
パターンを身体に染み込ませるイメージが近いかもしれないです。
だから、大丈夫だと私は思っています。
ロジカルシンキングとは社会人にとって最も大切なのか
社会人になって、一番大切にすることは、ロジカルシンキングではありません。
お客様のことをトコトン理解することです。
どうすれば、ロジカルシンキングが習得出来る?その方法とは?
まず、私は今仕事柄、いろんな方から提案を受ける機会もあります。
その際よくいるのが、自分のことばかり話す営業マンです。私は大嫌いです。
なぜなら、私の求めていることではない話を長々とされている気分になるからです。
なので、とにかくお客様の気持ち、考え、想いを理解できるまでひたすら質問を繰り返すのです。
どうして今日お時間をいただけたのか、
どういう課題があるのか、
それはなぜそう感じているのか、
今考えている対策はどんなものか、
なぜそれを検討しているのか、
なぜ上手く進まないのか、
など、
とにかくたくさんのなぜをぶつけていくことです。
私も新人の頃は、訪問前にひたすらなぜリストを書いて訪問に挑んでいました!笑
営業を受ける側になってから、改めて感じることは、自分以上に自分の課題について考え提案をくれる営業マンとは、仕事の枠を越え、関わっていきたいとさえ思います。
そういう関係を築いていけたら、仕事もきっと楽しいはずだと思います!