私は5年ほど前から在宅勤務(リモートワーク)をしています。
これまで多少難しいなと思うことがあっても、気をつければ済むようなことでした。
しかし先日、在宅勤務やリモートワークってやはり難しいなと感じる致命的な問題が起きたのです。
なかなか越えられそうにない壁と言うか・・
私の会社では、全社員にリモートワークが適応されることになったので、その問題意識について書いてみようと思います。
在宅勤務やリモートワークで今まで感じた難しさとは
在宅勤務やリモートワークでの1番の難しさは、コミュニケーションだと思っています。今何をしていて、何を考えているのか、目の前にいないので、表情も分からないし、物理的に情報共有の速度も落ちかねません。
コミュニケーションもメールやチャットツールで行う事が増え、認識違いや、冷たく感じたりという起きなくてもいい気持ちのすれ違いみたいな物も生じやすいと感じています。
在宅勤務やリモートワークをする際に、私が気をつけていること
そんな課題に対して、私がリモートワークをする上で気をつけていることが3つあります。
そのことについて説明します。
感謝を言葉に表す
これ当たり前だけど、すごい大事だと思っています。
ちょっとしたことでも、「○○してくれてありがとう!助かった〜」とかチャットに入れておくだけで関係は悪くなりにくいです。
意識していないと伝えるのを忘れて仕事に没頭しがちですが、意識して、どんな小さなことでもちゃんと伝えようと思っています。
自分の考えを常にオープンに
私は、関係各位に自分の作っている資料や、今抱えている案件についての進捗も共有しています。今何をしていて、私が何を考えているのかみんなに分かっていてもらいたいと思っています。
分からないと、あいつ何してるんだ?と評価のしようがないと思うのです。
また、こんな情報あったよーと情報をくれる関係を築くのもリモートでは難しいので、ここは意識してオープンにしていくことで、得られる情報量も増えていくかと思います。
週に1度は出社して顔を合わせて話す
これ、結局必要だと思うのです。
気心知れているからリモートでも円滑に仕事が進むってあると思っていて。
直接が叶わないなら、テレビ会議でもいい。
顔を見て会話して、日頃のちょっとした認識違いを修正したりして、そうやってやっていくのが、私的には今のところみんなハッピーなリモートワークスタイルかなと感じています。
顔を合わせると、なんか元気無いね〜とか、今日なんかいいことあったでしょ〜とか仕事以外の話にも花が咲きます。そういうのはやっぱり顔を見た方が広がりますよね。
在宅勤務やリモートワークでの致命的な問題とは
さて、ここからが本題です。
先日感じた、在宅勤務やリモートワークって本当に難しいなと感じた致命的な問題について書こうと思います。
それは、後輩の女の子との仕事で感じたことでした。
お客様に連絡する前に、一度確認して社内調整してから先方には、上司から連絡したい案件がありました。
その子は、自分の判断で、社内確認や調整もせず、お客様に直接メールを返信してしまったのです。
上司は百歩譲って「せめて一度確認してから連絡してほしかったよ、次は気をつけて」という旨を彼女に伝えていました。
しかし、彼女はその理由を全く理解出来ず、腑に落ちない感じで「すみませんでした」と
とりあえずその場しのぎな感じで答えていました。
その一連の流れを目の前で見ていた私は、これはリモートワークでは成り立たないなと感じたのです。
まず、テキスト情報だけのやり取りでは、上司の想いはさらに理解されないでしょう。
そして、彼女が「すみませんでした」と送信した時点で、上司は理解したと思うでしょう。
そう、リモートワークは阿吽の呼吸で仕事ができないとかなり辛いのです。
まだ社会人として暦の浅い彼女がもしリモートワークをした場合、
・起きていることの把握
・正しい指導
・伝わったのかの確認
・その後の確認
こういった教育的な指導をリモートワークで行うのは相当難易度が高い、というかたぶん無理!
と感じてしまったのです。
我が社は、全社でリモートワークの導入が決まりました。
彼女のような社会人歴の浅い子たちもリモートワークができます。
どうやってマネージメントしていくのか、これは私達に課せられた課題だと感じました。
もし、うちではこうしているよ、等あれば教えて頂きたいです。日本も、もっとリモートワークでみんなが快適に生活出来る世の中にしていきたいですよね。