私は3人の娘を自然分娩で出産しました。初めての出産の際は、出産への恐怖から予定日が近づいてきて情緒不安定になり、毎日恐怖から泣いて過ごしていました(今では笑い話w)
そんな私も今では3人のママ。3人とも自然分娩で出産し、陣痛促進剤無し、1人目以外は会陰切開無しで産みました。
その3回の出産経験を通して助産師さん方からいただいたアドバイスが凄く参考になったので、この記事には、助産師さん直伝のアドバイス4選をまとめました。
さらに、自然分娩での出産が怖いという人のために、万全の準備で挑めるように用意しておくと良いアイテムなどについても合わせてまとめています。
自然分娩を選択したけれど、出産が怖い・・そんな方はこの記事を読んで、万全の準備とイメトレで挑んでみてください!
自然分娩成功への近道:助産師さん直伝アドバイス4選
助産師さんのアドバイスには、本当に毎回助けられました。助産師さんからもらった有効だったアドバイスを全て紹介しますので、是非出産当日に実践してみてください!
1.痛みで目を閉じない
まずは、痛みで目を閉じないこと。
1人目の時、陣痛が痛いと、ふーと言いながら、目を閉じてしまっていました。それをすると、顔の毛細血管が切れてしまうそうです。
また、目を閉じると痛みに集中してしまうので、目を開けて周りに意識を持っていくことも大切なのだそう。
確かに、目を開けている方が冷静になれました!
2.赤ちゃんに酸素を送ってあげよう
痛いと、深い呼吸は意識しないと出来なくなってしまいます。
助産師さんからのちゃんと呼吸して赤ちゃんに酸素送ってあげようね!という言葉で、ちゃんと深い深呼吸して、赤ちゃんをサポートしなきゃ!と我に返ることができました。
意識して、赤ちゃんに酸素をー!と常に意識するようにしていきましょう。
3.私の目を見て!
2人目のときの分娩台の上で、経験のない痛みで訳わからなくなってた私に、助産師さんが私の目を見て!と言ってくれました。
それでハッとしました。痛みに集中してしまって、全く周りを見れていなかったのです。
3人目はこの言葉を胸に、助産師さんの言葉をちゃんと目を見て聞いて従うようにしたら、痛みでパニックにはならなかったので、本当にオススメ。
4.いきむのは2回目が大切!
これが本丸のアドバイスです!本当に素晴らしいアドバイスなので、みんな絶対実施してほしい。
3人目にして初めて教えて頂いたのですが、最後に「もういきんでいいですよ」ってなったときに、助産師さんから、いきむのは2回目が大切!と教えてもらいました。
このアドバイスをもらって、その通りにやってみたら、赤ちゃんの頭がすぐに出てきて、助産師さんもビックリ!先生来るまで産まないで〜と大騒ぎ笑。
やり方は、いきむ時に、ん〜〜〜‼︎って長くいきんだら、一回息を吸って、すぐにもう一度いきむ。この2回目のいきみがかなり重要!!
2回目で赤ちゃんが出て来ることが多いから、2回目の方をとにかく頑張って出来るだけ長くいきんで!とアドバイスされたのですが、本当にその通りでした。
1回目のいきみで降りてきて、2回目で外に出てくるって感じでした。
助産師さんのアドバイス、本当に最高でした。是非実践してみてください!
自然分娩が怖い方は、万全の準備をしよう
自然分娩での出産が怖い方は、万全の準備をして挑みましょう。準備しておくとよいアイテムについてまとめますので、参考にしながら準備をしていきましょう。
自然分娩に役立つ:1.ペットボトルに付けるストロー
ペットボトル用のストローは、自然分娩時には必須アイテム。寝ながらでも水分補給が出来ます!絶対に準備しておきましょう。
※購入の際の注意※
3人目の時に用意したストローが、なんと、付かないペットボトルもありました。。。。
いくつか用意しておくか、確かめておくことをオススメします!笑
自然分娩に役立つ:2.常温の飲み物
自然分娩時はたくさん汗をかくので、水分はガブガブ飲みたい。
そのため、常温のお茶や水を数本買っておいて、入院バックに入れておくことをオススメします。
3人目で初めて知ったのですが、陣痛の間隔が空いてきてしまった時に、「ポカリやオレンジジュース等、糖分がある物を飲んでください!」と助産師さんからアドバイスがありました。
子宮も筋肉だから、疲れてきた時に糖分が効くとか、そんな事を言われました!←意識曖昧だった為曖昧ですみません…笑
ポカリやオレンジジュースやりんごジュースなど甘い飲み物も用意しておくといいかもしれません。
自然分娩に役立つ: 3.カイロや湯たんぽ
陣痛で痛みが強くなってから、腰にカイロ、子宮に湯たんぽという感じで痛みと闘っていました。
温かいと痛みが緩和される気がしました!
チンして暖かくなる湯たんぽを、助産師さんが何度も温めてくださいました。用意しておくと安心です。
自然分娩に役立つ: 4.軽食(好きな食べ物)
陣痛が長引くことがあるので、軽食があるといいと病院で言われ、今回はカステラをバックに入れていました。
カステラにした理由は、私の好物であり、賞味期限が長かったため。
賞味期限が予定日過ぎの好物を入院バックに入れておきましょう。
※余談ですが、今回の陣痛中にカステラを食べたのは旦那です。笑
そう、立会いの人がお腹空くことを全く想定してなかったのです!
立会いの人の軽食や飲み物もあると安心。
個別包装のものを買っておくといいと思います。産後入院中にも食べれます。
産後、甘いものが食べたかったのでカステラもっと買っておけばよかったと後悔しましたw
自然分娩に役立つ: 5.ラズベリーリーフティー
ラズベリーリーフティーは、子宮口を柔らかくするお茶といわれています。
そのため、妊娠8ヶ月から飲んで良いとされていて、それ以前は妊婦さんは飲んではいけません。
私は1人目の時、出産前に少しだけ飲んでいましたが、見事会陰切開させてしまいました…本当に痛かった・・・
その反省を活かし、2人目からは妊娠8ヶ月になるころから1日2回、がぶがぶ飲むことにしました。
その効果なのか、2人目も3人目も会陰切開無しで自然分娩することに成功。ぜひ試してみてください。
あの縫われる痛さと、その後の傷の痛みがない生活はかなり快適なので。
飲みやすさを求めるなら、H&Fのラズベリーリーフティがおすすめ。我が家の子供達も美味しいと飲める美味しさです。
私はティーパックでサクッと飲めるものを選んで買っていました。産後の子宮収縮にもいいお茶なのでたくさんあっても困らないです。
自然分娩に役立つ:6.アロマとアロマディフューザー
私の中で、自然分娩をするなら用意しておくべきアイテムの1位はアロマ(精油)。
・クラリセージ
※これらの香りは妊娠初期には嗅いではいけないとされています。
この2つは、子宮収縮、陣痛促進作用があるので、陣痛中はハンドタオルに垂らしてひたすら嗅いでました。
私の場合、1人目と2人目の出産時は、ジャスミンの精油をタオルに垂らしてひたすら嗅ぎ、3人目の出産時は、陣痛室のアロマディフューザーでクラリセージを嗅いでいました。
3人とも陣痛促進剤を使わずに産めたことを考えると、アロマ(精油)は効果があったのではと思っています。
私は、もう陣痛きていいよーとなってからは、家でもアロマを焚いて、その前でスクワットしていました!
ちなみに、ジャスミンの精油はちょっと高価。2.5mlで7,000円近くします。
1人目2人目はジャスミンを嗅いでましたが、精油が切れてしまい、3人目はクラリセージにしたのですが、3人目が1番陣痛の進みが遅かったので、やはりジャスミンを買っておけば良かったのかなと少し後悔してみたりしてるところです。
個人差があると思うのですが、ジャスミンの香りはとても良い香りなので、私はジャスミンがオススメ。
○ジャスミンの精油
○クラリセージの精油
どちらの精油も、子宮収縮効果があるので産後にもオススメなのも良い。
産後の子宮収縮のために、産後にはマッサージオイルにも垂らして使っていました。
精油を買う際は、100%オーガニックのものを選ぶようにしましょう。1つ買っておくとお守りになると思います。
私は、妊娠中は肌が敏感になってしまい、スウィートアーモンドオイルを妊娠線予防に使っていました。産後は、そのスウィートアーモンドオイルに精油を垂らしてむくんだ足などをマッサージしていました。
自然分娩での出産が怖い方へのアドバイスまとめ
▶︎助産師さん直伝4つのアドバイス
このアドバイスを胸に刻んで、自然分娩に挑んでみてください!
② 大事なのは、赤ちゃんに酸素を送ってあげること!
③ 痛みに集中せず、周りを見る。助産師さんの言葉は目を見て聞く!
④ いきむ際は、2回目をめっちゃ頑張る!
はじめて自然分娩をする直前は痛みに怯えていた私ですが、終わってみると神秘的な体験にいままで感じたことのない感動が待っていました。
みなさんの出産も素敵な出産になりますように!!
出産レポも書いてますので、良かったら合わせて読んでみてください!