先日、3人目も無事に自然分娩で産むことが出来ました。3回目とはいえ、不安だった出産。
始まってみると、やはり壮絶な痛みで、何度となく心が折れそうになったけど、終わってみると本当に良い思い出になってるから不思議です。
忘れる前に、出産レポートを書いてみようと思います。
・陣痛促進剤なし
・会陰切開なし
・陣痛促進アロマ
・陣痛促進スクワット
長文のため、出産を不安に感じている方だけ読んでください。笑
流れがイメージできると思います。
出産レポート:陣痛待ち
3人目ということで、妊娠初期からお腹がかなり出てきていて、産休入る頃には臨月くらいのお腹になっていました。
もしかしたら早く産まれるのかなと思い、早めに入院準備をしたりしていました。
早めに産まれるかなと思っていたけど、気づけば予定日1週間前の検診に。。
子宮口1.5センチ、まだ赤ちゃん上の方で産まれる気なさそうだから、内診を頑張ろうと言われて、グリグリの刑を受けました・・涙
その日から出血、おしるしっぽい出血が3日ほど続いて、今日陣痛くるかも?と毎日ソワソワして過ごしていました。
この時間が一番落ち着かなかった。
出産レポート:予定日当日
結局陣痛が来ないまま、出産予定日当日を迎えてしまいました。
出産予定日から2日間仕事のお休みをもらっていた旦那と、今日出てきてくれたらいいのにねと話しながら、マンションの階段を降りたり、30分近く歩いて買い物をしに出かけたりして過ごしていました。
その足で病院へ検診に向かうと、子宮口4センチくらい、やらかくなってるし、いい感じだけど、まだ赤ちゃん降りてきてないから、今日も内診頑張ろうって言われて、またもグリグリの刑を受け流ことに。。。
その足でまた旦那と30分近く歩いて、娘達を保育園にお迎えに行きました。
娘の希望で、その日は家族4人で回転寿司に行くことにしました。
食べていると、なんだかお腹が痛い気がしてきました。
ソワソワしてきたので、早めに食べ終え家に帰りたかったが、娘達がアイス買うとか色々言うのでなかなか帰れず、笑。
やっと家に帰り、この後陣痛くるかも!と、私は急いでお風呂に入りました。
娘達も旦那がお風呂に入れて、その間に残っていた家事と次の日の保育園の準備を済ませました。
やっぱりなんだか定期的に痛い。生理痛みたいなイタタタ…って感じ。
怪しいので実家の母に報告して、家に来て欲しい旨を伝えました。
母は呑気なので、夕飯作ってるからチョット待って〜とか言っていました笑。
娘達にも、このままお腹痛くなって来たら、ママとパパは病院へ行かないといけないこと。
ばぁばといい子に待ってて欲しいこと。を伝えました。
そこから下の娘は私から離れませんでした。
陣痛アプリで測ると、定期的ではないですが、だいたい7分間隔くらいでイタタタ…となっていました。
病院に電話すると、検診で子宮口4センチだったし、3人目なのでなるべく急いで病院へ来てくださいと言われ、
もう一度母に電話をし、急いで車で来てもらい、その車で病院へ向かいました。
娘達は、ばぁば大好きっ子なので、ばぁばが到着すると、頑張ってね〜と笑顔で送り出してくれました。
出産レポート:病院到着
予定日当日の、21時半過ぎに病院へ到着しました。その頃は私もまだ余裕でした。
陣痛室に通され、NSTを付け、旦那と他愛もない話をしていました。
今日には赤ちゃんに会えるかな〜とかまだ呑気なことを言っていました。
部屋を移動して、和室の部屋で陣痛中過ごすことになりました。
その頃、陣痛の間隔が開いてしまったり、不規則になっていて、前駆陣痛かなと助産師さんに言われて焦っていました。
陣痛室には、アロマディフューザーが置いてあり、陣痛促進作用のあるアロマを嗅いで過ごしました。(精油:ジャスミンとクラリセージがオススメ)
※別記事に詳しく書いていますので、読んでみてください。
陣痛が不規則に来るのを、お腹や腰をホッカイロで温め、耐えていました。
徐々に、陣痛の間隔が10分を越えることがなくなってきて、23時ごろからは本格的に痛みも強くなり、陣痛の度に旦那が腰をさすってもらっていました。
(それまでは、旦那は携帯をいじったり名前を考えたりしていましたw)
痛みは強くなっていたものの、まだ、ふーと言って陣痛に耐えられていました。
それを繰り返すこと4時間、子宮口7センチくらいになって、3人目だし、これから早いかもと朝3時前に分娩台に移動することになりました。
出産レポート:分娩台での戦い
分娩台に移動したころには、かなり痛みも強く、凄い声が自分から出るようになっていました。
うぅーーー!!って叫んでた気がします笑。
その頃、私も赤ちゃんも疲れてきちゃって、陣痛の間隔が遠のいてしまったり、私もウトウトしたりしてしまっていました。体力って大事!!
赤ちゃんがなかなか降りてきてくれない問題が発生し、分娩台で座ったり、スクワットしたりすることに。。
乳首を刺激して陣痛を強めますと、助産師さんに乳首をマッサージされ、もう何でもいいから早く赤ちゃんに会いたいと、されるがままの私…笑。
とにかく痛いし、陣痛間隔縮まらないし強くならないしで、この頃の意識があまりありません。。
出産レポート:旦那との戦い
旦那は私が痛みに耐えている間、片時も離れずにずっと支えていてくれていました。
痛みがくると、私を支え、腰を押したり、水分をくれたり、汗を拭いたり…
1人じゃないというだけで、痛みに負けないで頑張れました。
痛い時、旦那の腕に捕まっていきみ逃しをしていたけど、それが一番安心したし、耐えられました。
赤ちゃんが降りてきてくれないので、分娩台の上でまさかのスクワットをすることになった時も、旦那の肩に私が覆いかぶさる形で、何度も陣痛の度に一緒にスクワットをすることに・・
何それっていう状況・・w
おかげで、旦那は私の全体重が腰にのしかかり、次の日整体に行ってました。。
そんなこんなしていると、子宮口が全開になり、あとは破水すれば…となっていました。
出産レポート:破水から
朝の7時前、もういきみたくなったら、力を入れてもいいからと助産師さんから指示をもらうことができました。
そこから何度陣痛に耐えたのかは覚えてないけど、何回目かで、ドュルン、バシャーンと盛大に破水。
そこからは、いきんでいいといわれ、ほんの数回いきんだら、赤ちゃんの頭が出てきました。
助産師さんもビックリのスピード。
頭が出てきてからは、もう出ちゃう〜と大騒ぎ。先生来るまでいきまないでー!と助産師さん。
無理無理と大騒ぎして、結果、助産師さんが上手に赤ちゃんを取り上げてくれました。笑
朝7時10分、無事に3008gの女の子誕生!
散々出てこなかったのに、出るとなったら、相当なスピードで出てきた我が子。
そんな性格の子なのかもしれないです。笑
旦那と赤ちゃんが出てくるところを見て、心底ホッとしました。
旦那も「お疲れさん、よく頑張った」と言ってくれました。
出産レポート:赤ちゃんが胸に来た
赤ちゃんが上手に出て来てくれたので、会陰切開をせずに産むことができたので、縫わずに済みました!それが何よりも嬉しかったw
胎盤を出した後、赤ちゃんが胸のところにやってきました。
長かった陣痛、「よく頑張ったね、偉かったね、会いたかったよ」と自然に赤ちゃんに言いながら、涙が溢れ出てきました。
本当に会えて最高に幸せな気持ちでした。
お腹の上で感じる赤ちゃんの動きは、胎動で感じていた動きと同じで、そりゃそうなんだけど、今は目の前にいる事が不思議で、それでいて最高に幸せな瞬間でした。
その後、旦那も嬉しそうに、抱っこしていました。この空間には、幸せしかなかったです。
〜おしまい〜
長くなりましたが、お付き合いありがとうございました。
次産む事が万が一あったら、絶対に無痛分娩と誓っておりますが、終わってみると、家族で一丸となって頑張って出会えたこの感動は、何にも代え難い経験だなと改めて思います。
旦那のことも100倍好きになったし、娘のことも絶対に守るという気持ちでいっぱいになれたのは、あれだけ死にそうになりながら産んだからのような気もしたりしてます。
もう二度とやりたくないけど笑。